笑い声が響く病室。 侑も渉も昔みたいに楽しそうに笑っている。 今が続けば良い… 続くと信じてたのに…。 夕暮れが降り注ぐ病室。 ーーピコーンッピコーンッ 部屋に響き出したのは、侑に付けられた心電図の音。 中居「侑…?ちょっ、侑!;;」 侑「……っ、」 侑は声を出さずに苦しんでいる。 渉が体を揺すっても、胸を押さえて踞るだけ。 …ナニガオキテルノ…?