…気のせいなの…? 百「侑…、私いるよ…?」 侑「ゆ…り…あ……」 百「──侑っ!侑、起きて?」 侑「百合、亜……好き…だ…」 百「侑…っ…私も好きだよ…?大丈夫だからね?先生、呼ぶからね…っ?」 うっすらと目を開いた侑に、驚きと嬉しさに涙が溢れて来た。 私は涙で視界が歪む中、ナースコールを押した。 百「侑が…起きました…っ!!」