友「離婚届よ。3ヶ月前に渡されてたの…。今から出して来るわね…」 百「いいんですか…?」 友「悪女をいつまでも演じてられないわよ。侑さんに、これ以上、嫌われたくないの。じゃあね」 友愛さんは、ヒールの音を響かせながら、私たちの前から去って行った。 私は友愛さんの姿が見えなくなるまで、頭を下げていた。 そして頭を上げると、処置室のドアが開いた。