「私は市民じゃないです。私の役職は騎士。死にたくなかったので言いませんでした。」
「誰を護ったんですか?」
「占い師を護りました。だから被ったって言ったんです。」
「じゃあ、今市民って言ってるのは
・佐藤さん
・お母さん
・綾辻さん
でいいんだよね。」
「そうすると、佐藤さんと夢は占われてるけどはるかさんは占われてませんよねっ。私的にははるかさんが一番怪しいですっ。」
「うーん、俺は騎士も出たことだしコスプレイヤーを処刑するべきだと思う。」
「ですね、私も賛成です。」
「んじゃ、どっち処刑する?」
「誰を殺すかって話をしているのにそんな軽い口調はやめたほうがいい。」
「珍しく正論だな。悪かった。」
「…謝った。珍しいこともあるものだ。」
広場に手を叩く音が響いた。いきなり誰だろう?
「そこの2人が喋ると話が脱線しまくるからもう黙っててちょうだい。」
…お母さんでした。お母さんが自分から喋りました。私はびっくりです。
「コスプレイヤーのどちらかを殺すと言う話だったでしょう?私はとりあえず山辺さんを処刑したほうがいいと思うわ。」
え、お母さん?
「なんで?」
「正直言って女の勘ね。どっちも情報がないんだし、順番に殺していけばいいと思う。」
「俺も賛成。」
「私も。」
「じゃあ私もそうするわぁ。」
「従わない理由がありません。」