「俺さ、よくよく考えたらさっきの自分の役職言ったのが初セリフなんだよな。」
「あ、俺も。」
「私は話したけど、しゃべったって言っていいほどしゃべってないわよ。」
「「しゃべったならいいじゃないか。」」
「なんかごめんなさい。」
「俺なんてさぁ、潔白の市民陣営だっつうのに人狼に早々に殺されて…。その上、俺の役職騙ってる奴が居るのに誰も疑わないんだぜ。俺泣くよ?じゃぁ俺の役職は何だったんだって話じゃねーかよ。もうちょっとしっかりしてくれよ生者どもよー。」
「「潔白の市民陣営だから人狼に殺されたんじゃないの?」」
「……」



「ここでも大して喋ってない俺って…。」
「貴方はこれから出てくるでしょう。元人狼なんだし。」
「不本意…。」