おはよう、きみが好きです



校外学習2日目。
足も幸い腫れる事なくすっかり痛みも引いた。

今日は昼に向けてみんなでカレー作り。

男子組は炊事炉で炭に火をつけようと頑張ってくれてるので、あたしたち女子は調理に回った。



「神崎さん、手先器用なんだね」

「え、そうかな??って、三枝さんの方がすごすぎるよ!」



今切っているあたしの大きさバラバラな人参と比べて、三枝さんのは正確に大きさも統一されてる。



「3cm均一よ」

「お、おぉ〜っ!さすが、委員長!」

「委員長は関係ないと思うけれど」



だって、なんか頭良くて、とにかく委員長ってなんでも出来そうなイメージだから言ってみた。



「環奈ぁ、こんなの手が汚れて出来ない!八雲のところに行こっと!」

「田崎さん、どこへ行く気なの」


調理台から離れようとした環奈ちゃんの前に、三枝さんが仁王立ちで立ちふさがった。


「聞こえてなかったのぉ?八雲のと・こ・ろ!!」

「分かったわ、少し待ってて」


すると、委員長はなぜか玉ねぎを取り出して皮を向くと、トントンと切り始める。