「いらっしゃいませ」

落ち着く低めの声。
あぁ。もう嫌になってきちゃった。

彼は私の姿に気づいていない。
まぁ当たり前だよね。

彼と付き合っていた頃とは全く別の姿だもの。

短くなった髪に濃いめのメイク。
服だって少し胸元が開いた派手目の服。

絶対に分からないだろうなぁ
だって彼は私のことなんて見たことないもの。