「全部ごめん。
ほんとに悪かったと思ってる。
これからはおまえだけを見るから。」
「ほんとに…?」
「ああ。
だから仲直り…したい。」
彼は私が許したとでも思っているのだろう。
安心しきった表情。
「何言ってるの?
瑠依。私はそんなに馬鹿じゃないよ。
言ったよね?
もう無理だって。
疲れたの。
あなたのために頑張ってきたことが全て馬鹿馬鹿しいの。
なにより!!今日が楽しみで仕方なくてずっとあなたのことを考えていた自分が何よりも惨めで嫌なのよ!!」
一気に絶望感に満ちた表情。
あなたも味わえばいい。
心から愛した人に裏切られた私の気持ちを。
思い知ればいい。
ずたずたにされた心がどれだけ痛いかを。

