「結局どの子がタイプだったの?
どの子だったら良かったの?どの子だったら私を見てくれたの?」

「私との約束はキャンセルしていつも違う人を抱いていて。
私じゃ足りなかった?
そんなに子どもだったかな。
私なりに努力したんだよ?」

「知花。まっ「まって?ふざけないでよ」

私の手を握った彼の手を振り払う。
ずっと前を向いて話していたのを彼の方に体を向ける。

「いつもいつも思ってた。
瑠依が浮気するのはなんでだろうって。
なんで私じゃだめなんだろうって。
どうしたら瑠依が求めてる女の子になれるんだろうって。

だけどね。いつもいつも我慢してたの。
瑠依が浮気するのは仕方が無いことだって。
私が理想じゃないからだめなんだって。
隣にいるには何もしらない顔で笑顔にいることしかできないんだって。」