―――――――――――――――― ―――――――――――― ―――――・・・ ここは、どこだろう。 天国に来れただろうか。 意外にも、死ぬ時に痛みなんて感じないものなのかしら。 落ちた感覚すらなかった。 ふわりふわりと浮遊感を感じる。 ああ、空を飛んでいるのね。 きっと、もうすぐお母さんとお父さんに会える。 もう、一人じゃないんだ。 やっと、一人じゃなくなる・・・。 あの温もりに―――――― 「いつまで寝こけているおつもりですか」