そこには、アルバーナ王国に刺客が忍んでいること。 それが誰かはわからないが、十分に気を付けることと書かれていた。 ひな様がなんらかの取引の元ダリウス王国に行く決断をしたのだと決定づけたそれが、王さまの挙兵を後押しすることとなった。 どうして、どうしてひな様は、なにも相談なく勝手に決めてしまわれたのだ。 「ひな様!!」 階段を駆け上がった先で目に飛び込んできたものは。 会いたいと、望んでいたその姿――。 そして、空に散る赤・・・。 それは、まるで悪夢だった。