「お、起きた?」



目が覚めると清潔感のあるこざっぱりとした部屋のベッドにいた。


あぁ、この部屋好みすぎ……住みたい……


そんなことを思ってしまう私は随分呑気なものだ、と自分でも思う。


まぁとりあえず……



「お腹空いた。ご飯」



「少しくらい焦ろうぜ?」



「きゃー!!何ここ!?どこ!?私の理想ドンピシャすぎぃ!!住みたい!!だから出ていって!!」



「うん。お前に普通の反応を期待したのが間違ってたわ」



何だと……


私だって華のJK2年目。


女の子らしさだって兼ね備えている。


そんな私に可愛らしい反応ができないわけが無い。


ってそんなことより。