「おかえり、リリー」
!!?
え?!!!
「……どういうこと?」
何やら美しいのが
ソファーでくつろいでいるではないか!
「リリー!大きいハグと、誕生日プレゼントと、
フランスからのお土産と…
あげたい物たくさんある!」
ちょっと待って…状況がよく飲み込めてないぞ、私。
なぜ、半年前にフランスへ帰国して
遠距離恋愛になってたフランスの王子(いや、ただの一般人)が
目の前に?
テレビの前のテーブルには、
しわくちゃになった袋の山。
何だこれは……?
「あら、お帰り、莉々。」
「お母さん!どういうこと?」
「あー、莉々には言ってなかったけど、
ルイ君、一か月だけ遊びに来たのよ」
「は?!聞いてないよ?」
「莉々、忙しそうだから、言うタイミングなくてー」
どうやら、私が何か月も会いたくて仕方なかった
彼氏の、ルイは
彼女の私に黙って、家にやって来たらしい。
「サプライズー!」
「いや、そういうサプライズは
行き過ぎたやつだからね、ルイ」
「行き過ぎ?まだ一回しか来てない!」
「意味違う…」



