「リリー、荷物大丈夫か? ずっとパッキングしてるな」 筋トレを一時中止し、 私の旅行鞄を覗きこむルイ。 「あー、まあ、忘れ物チェックね」 「俺、何か持ってあげよう?」 「え?持ってくれるの?」 ルイらしい気遣いだな。 ここで、別にいいよと断っても 頑なに持つと言い張るだろうから お言葉に甘えよう。 「もちろん!俺、荷物少ないけど リリーはたくさんだから。 何を持って欲しいの?」 王子は嬉しそうな顔で 顔を傾けた。 …かわいい天使みたいだー! 「じゃあ、コテもって」 「了解です!」