絶対好きにならない







「胡桃」




「ん?」




「目閉じて?」





そう言われて軽く目を閉じた。




なんだろう・・・




首元になにか当たった気がするけど・・・





「いいよ、目開けて」





そう言われて、目を開けて首元を見た。





キラキラっと光るものが着いていた。





「ネックレス?」





「うん」





しかも、ハート型だし、すごく可愛い!





「俺からのクリスマスプレゼント!」




「ありがとう」




そう言って唯翔に思い切り飛びついた。




「く、胡桃??」





嬉しいなぁ!




唯翔からのプレゼントかぁ。




大切にしなきゃね。





「そんなに喜んでくれるとは
思ってなかったよ」





「??」




「胡桃の嬉しそうな顔見れてよかった」





恥ずかしそうに、手で頭を掻きながら

そう言ってくれた。