ー クンクン。



「胡桃、いい匂いする」





いきなり、私の首筋に顔を埋めてきた。





「理性吹っ飛びそう」





「どういう意味?」





「わからなくてもいいよ」




首がなんかくすぐったんだけど・・・





唯翔の髪の毛が当たってるっていうのもあるんだけど・・・





温かい息もかかってるし。





「くすぐったいよ〜」




「ははっ、可愛いね」





「はぁ!?なに言ってるの?


可愛くないからね」





今のを見て、どこが可愛いの!?




唯翔ってやっぱりわからない。





前からずっと思ってたんだけどね。






っていうか・・・少しだけって


約束だったっけ?