「そういうこと、好きな子にしか言っちゃだめだよ!」 「うん」 「うんって・・・」 絶対わかってないじゃん・・・ 好きな子が悲しんじゃうよ。 「じゃーな、胡桃」 「うん、またね!」 笑顔で手を振った。 唯翔の姿が見えなくなるまで、見送ってから家に入った。 なんだろう・・・ すごく胸が痛い・・・苦しいよ・・・ ー 『俺さ、好きなやつがいる』