翌日。
この日も学校は休みでバラも家にいた。
あたしは真尋と予定を入れているので、朝食を食べてすぐに出かける準備をしていた。
幸いなことに昨日はかゆみが来なくて、朝起きてもかきむしった痕はついていなかった。
念のために薬を沢山塗り、バッグに入れて出かけることにした。
「行ってきます」
家族に声をかけて家を出る。
おとついのニュースで梅雨が明けたと報道していたため、夏の暑さを肌で感じる。
克哉はこの暑さの中1人でサッカーの練習をしていたのだ。
倒れて当然だった。
自転車で約束場所のコンビニに到着すると、真尋はすでに来ていて雑誌を立ち読みしている姿が見えた。
「おはよう、真尋」
「おはよう」
雑誌から目を離してそう言う真尋は少し恥ずかしそうに顔を赤らめている。
「どうしたの?」
「昨日……電話の後でなんだか急に恥ずかしくなっちゃって」
この日も学校は休みでバラも家にいた。
あたしは真尋と予定を入れているので、朝食を食べてすぐに出かける準備をしていた。
幸いなことに昨日はかゆみが来なくて、朝起きてもかきむしった痕はついていなかった。
念のために薬を沢山塗り、バッグに入れて出かけることにした。
「行ってきます」
家族に声をかけて家を出る。
おとついのニュースで梅雨が明けたと報道していたため、夏の暑さを肌で感じる。
克哉はこの暑さの中1人でサッカーの練習をしていたのだ。
倒れて当然だった。
自転車で約束場所のコンビニに到着すると、真尋はすでに来ていて雑誌を立ち読みしている姿が見えた。
「おはよう、真尋」
「おはよう」
雑誌から目を離してそう言う真尋は少し恥ずかしそうに顔を赤らめている。
「どうしたの?」
「昨日……電話の後でなんだか急に恥ずかしくなっちゃって」