「郁人!」
桜苗を探して歩いていたら後ろから声をかけられる。
「...翔」
「桜苗見つかった?」
「全然いねぇ」
「...そっか」
彩香への告白がどうなったのか。
桜苗よりそっちが気になってしまう俺は最低かもな。
「告白」
翔がそうつぶやく。
「え?」
「彩香に告白した」
天井を見上げる。
「...そっか」
俺はそれしか言えなかった。
「気にならないの?返事」
「俺が気にしてどーすんだよ」
放っといてくれよ。
聞きたくないんだよ。
翔と彩香が付き合いだしたとか。
耳を塞ぎたいんだよ。
なかったことにしてしまいたい。
自分の気持ちも。
でもそんなことはできなくて。
桜苗を探して歩いていたら後ろから声をかけられる。
「...翔」
「桜苗見つかった?」
「全然いねぇ」
「...そっか」
彩香への告白がどうなったのか。
桜苗よりそっちが気になってしまう俺は最低かもな。
「告白」
翔がそうつぶやく。
「え?」
「彩香に告白した」
天井を見上げる。
「...そっか」
俺はそれしか言えなかった。
「気にならないの?返事」
「俺が気にしてどーすんだよ」
放っといてくれよ。
聞きたくないんだよ。
翔と彩香が付き合いだしたとか。
耳を塞ぎたいんだよ。
なかったことにしてしまいたい。
自分の気持ちも。
でもそんなことはできなくて。