船川はわたしの悲壮な顔を更に心配しながら席に座った。夏菜子は自販機に行くというので見送る。 「友達に彼氏が出来て寂しいとか? 守尾も作れば良いじゃん」 「そういうことじゃない」 「望月とか」 「船川は良いの? 夏菜子に顔の良い彼氏が出来ちゃったんだよ」 きょとんとした顔。ああ神様、わたしの目は節穴なのかもしれません。何も分かっていなかったのかも。 「別に良いんじゃね。前から顔の良い奴が好きって言ってたし」 「そうだよ、普通に筋を通しちゃったよ。船川はそれでも良いの?」