少し前を歩く、家が隣なのに無視する幼馴染のままだ。 いつもわたしの想いは一方通行で。 「どうやって証明すれば良いの、それって」 「え?」 「仮に吸血鬼の性質がそうだったとして、俺が美衣ちゃんを心から好きだって証明するにはどうしたら良いの?」 慧斗の顔を見上げる。 寂しそうに笑っていた。 わたしは今、とても慧斗を傷つけているのだと痛感した。 同じくらいわたしも傷を晒している。ひりひりと、痛い。 「月に行って破片を持ってきたら? それとも美衣ちゃんの嫌いな奴みんな殺す? それとも」