「それでね、ある子のイジメが原因で別れちゃったんだ。私がイジメられてたわけじゃないよ?琴葉って子と夢ちゃんって子の話になって長くなるんだけど、まず、琴葉、私とも涼河とも私たちが付き合う前からとても仲良くしてくれて私も友達として大好きだったんだ。でも、琴葉と私は涼河のこと好きで、私は琴葉が涼河のこと好きなの知ってて、自分も涼河のことが好きだとは言えなかった。友達だったし、これからも長く付き合っていきたかったから。でもある日聞いてしまった。涼河が自分のこと好きだってこと。とても嬉しかった。舞い上がりそうになった。でもどこかで琴葉に申し訳ない気持ちがあった。でも、みんなにも進められて涼河と付き合うことになった。自分でも申し訳ないと思ってるし、話せなかったこと情けないとも思ってる。こんなことずうずうしいけど、それでも琴葉と友達でいたかった。涼河と琴葉も友達でいてほしかった。でも、琴葉だけが涼河のこと好きなわけなくて、涼河はすごいモテてたから、涼河と付き合うことで友達が一気に減った。私のことを心から思ってくれる友達が少なかったのかもしれない。でもその中には涼河と私のこと祝福してくれる子もいた。最初は祝福してくれる人も結構いたけど、涼河のことを本気で好きだった女子達から、特に琴葉からイジメを受けるようになって、みんな祝福してくれなくなった。でも、まだ祝福してくれる子はいた。私の幼馴染の女友達6人と男子、ともう1人の、涼河の幸せを願う夢ちゃんが。夢ちゃんは涼河ととても仲が良くて、男子とばかり仲が良い友達だった。私的には、夢ちゃん涼河がとても仲が良いことに納得できなかったけど、私達2人のことを素直に祝福してくれたのは嬉しかった。それからというもの、夢ちゃんは女子達をいじめていた琴葉をいじめるようになった。それでも琴葉は他の女子いじめることをやめなかった。それに腹が立ったのか夢ちゃんはイジメをさらにエスカレートさせていった。イジメがエスカレートするにつれて琴葉のイジメもエスカレートするようになった。そしてついに琴葉のイジメに耐え切れなくなった女子、美雪が二階から自殺を図った。美雪は元々、一軍(マウンティングが高い女子)の女子からもイジメを受けていた。私の幼馴染女の子の6人の子。私も見て見ぬフリをしていたことがあった。それは反省している。そんな美雪は二階から飛び降り自殺して頭を強く打った。命はすごい奇跡によって助かったけどひどい後遺症が残った。それは今までの記憶が全部消えたこと。記憶力が非常に低いこと。この後遺症のせいで、私たちと幼馴染女子6人と私と琴葉は美雪の両親からメチャメチャ恨まれた。でも、美雪の記憶と美雪の健康は戻ってこない。もちろん美雪は両親の思い出どころか名前も顔も、全て忘れてしまった。そのせいで美雪はパニックになりしばらく精神科に入院していた。いろんなことがあり、両親の心もひどく傷ついた。もともと1人娘で、有名老舗和菓子屋の茶水園の令嬢でもあって、余計に両親はしっかりしていた美雪の今の状況が受け入れられなかったんだと思う。茶水園はあっという間に倒産。美雪の父親は茶水園の社長だけど、美雪の記憶喪失と会社の不利益が重なってついに倒産しちゃった。お金も厳しくなって、ついには美雪の入院費も払えなくなって、家計に困った母親は自殺。美雪が自殺しようと思った場所と全く一緒。美雪の母親は亡くなり、父親はどこにいるかわからない。その後美雪は親戚の家をたらい回しにされて、、、。ここイジメが原因でたくさんの人を殺して、たくさんの人を傷つけた。でも、イジメをした本人は何の変哲もなく幸せに笑って生活をしている。私みたいに。今ではあのイジメの被害のこともみんな忘れてる。被害を受けた美雪さえもが忘れてる。でも、私だけは絶対に忘れない。美雪がイジメを受けてそれが原因で大切な家族と大切な思い出、記憶をなくしてしまったこと。それは私も犯してしまった罪だということ。しかもそれだけじゃないの。琴葉も夢ちゃんからイジメを受けて、転校しちゃったの。私と涼河が付き合ったことでたくさんの人を傷つけて、死んでしまった人もいること。私はこのことが原因で人と付き合うと誰かを傷つけるということを学んでしまった。そして人と付き合うことが怖くなってしまった。今も涼河と付き合ったこと、すごく後悔してしまっている。あの時、付き合っていなければ、美雪はともかく、琴葉は助けられたかもしれない。琴葉をいじめて一生そのことを背負っていかなきゃいけないほど夢ちゃんも傷つけた。私は知らないうちに人を傷つけていた。そのうちに自分も傷つけられていた。でも、それ以上に私はみんなを傷つけた。涼河だって私が理由も言わず勝手にフって傷つけた、まだ好きでいてくれてるから、今も傷つけてる。結局、私と涼河が付き合ったって誰も幸せにならなかった。私だって幸せじゃなかった。だから、これからは本当に好きな人でも、みんなが祝福してくれるような人と付き合う。それが1番の幸せだと思う。結婚も、交際も。って感じで、涼河と昔こういうことがあって、そういう関係なわけです。

