―――チュン・チュンチュン

「ん~~。ふぁ~~~…」

昨日の夜は、大盛り上がりだった。

まず~夜ご飯が予想通りのすき焼きでみんなでわいわい♪
これが物凄く美味しくて、お肉と一緒にトロけちゃいそうだった。
デザートになんとクレープを食べて(勿論母特製クレープ。つかクレープも作れるんだ;どうやらイチゴはクレープに使ったらしい。)

その後はいろんな話とカラオケセットで歌いまくり!(防音構造なのでいくら騒いでもOK☆)
部屋に戻ってからは、借りた映画三昧。と、夜中まで遊んでいた。

おかげで布団に入ったらバタンキューで、二人ともすぐ寝てしまった。

そんな昨日の事を思い出しながら、顔がほころびつつ私は精一杯の背伸びをして起きた。

そしてルカを起こそうと立ち上がった。
私は何時もベッドで寝ているのだが、お客様に床で寝てもらうわけにもいかず、彼女は“良いよ床で”と言っていたがベッドを譲った。

そして私が床で寝る事となったのだ。だから今ベッドで寝ているルカを起こそうと立ち上がった・・・は良いのだけれど。

「あ・・れ?ルカ?」

そこに彼女の姿は無かった。
現在はAM7:30。まだベッドにいると思ったルカがいない・・・。