泣いても笑っても、一発勝負。


でも、

私には自信があった。

「たぶん、大丈夫。」


受験は1人!

最後は自分との戦い!


そんなありふれた言葉は、私には当てはまらない。

だって、私は1人じゃなから。



受験前夜。

私は1階から布団を運び込み、
勉強部屋で眠った。


とても静かな夜だった。



「遂に明日かぁ…頑張ってくるね」


返事はない。

でも、、

優しい気持ちに包まれて、私は眠った。