「用はそれだけですか? 帰ります。」 俺がそう言うと敵意丸出しな幹部たち。 そして放心状態な総長こと兄貴。 慶也と航は成り行きを見守ってるって感じ。きっとあいつらはこの空気に入ってこれない。 俺は席を立ってドアに向かう。 だが、この教室を出るには必然的にあいつら幹部のところを通らなくてはならない。 「燐くんってさ、蓮とは大違いね。」 「こんな奴が弟とか何かの間違えじゃねぇの?」