「辞めましょう。」 ・・・は? なんでだよ? 「俺、まだまだ出来るぞ! なんで終わりなんだよ!」 まだ一撃も食らってない。全然攻撃だって航みたいにしてもらってねぇよ。 「慶也、今、まだ一撃もまだ食らってないって思ったでしょう。あれ、避けられるギリギリの速度で打ったんですよ。」 「なんでわざわざ・・・」 だって喧嘩なんだろ? 何が言いたいのか分かんねぇよ。 「俺はさっき慶也を殴ろうとはしてなかったんです。ただ、慶也が自分を大事にしているかを確かめたかっただけです。」