ドカ






立っていたのはフードを被った男。 さっきの不良は下にうずくまっている。







「お前が悪いんだぜ。」









フードを被った男が冷たく言い放つ。










「れーん!!」









遠くから誰かが叫んでいる。









「紅狼見つかった?」










叫んでいた男が来て言う。










「多分コイツ。なんか襲ってきたから殴った。」











フードをとって言う。










「蓮は肝心なところで適当だよね。」









「そうか? てか紫苑、人の名前を大声で叫ぶなよ。」









「ごめんって。 僕も片付いたしそろそろ帰らない?」












「だな。 3人を呼びに行くか。」