_________________ 大雅side 「・・・・・・・・・だな、大雅。」 は?いきなり俺に振るの? 考え事してたからほとんど話なんて聞いていなかった。だからとりあいず、適当に返した。多分、てか絶対に陸にはバレたな。 「なぁ、大雅。 あいつ、俺らに何か教えてくれたか? 肝心なところは全部流された。」 確かにそうだ。大体のことは俺たちの知っていたことだけ。本当に俺たちだけが知っているシナリオを読むかのように。 「陸、あいつの目、嘘ついてるように見えたか?」