次は背中の湿布を。 「これは言いたくないなら良いけれど君の背中はどうしたんだい? あの時はまだ無かっただろう?」 それは俺にとって忌まわしいもの。それはまだ言えない。 「はい。無かったです。 これ、他のみんなは?」 「いや、このことは言ってない。 変な事を聞いて悪かったな。」 「いえ。」 尚也さんがみんなを呼びにいった。 俺の頭の中では子供の自分がいた・・・・・