「春ちゃん、珠月と付き合ってるの?」
早川君が少し真剣な顔で私に聞いてきた。
付き合ってから聞かれるのは初めてで少し恥ずかしいけど…
「あ…はい…。」
事実だし大丈夫だよね?
私が返事をした瞬間早川君がチラッと朝木君を見た。
でもすぐに早川君はさっきのようなテンションに戻って…
「俺も友達らと来てるからここらでお邪魔するよ!
珠月は連絡先知ってんだから近々遊ぼうぜ〜!」
じゃあね〜!と早川君パーッとその場からいなくなってしまった。
「すごく元気な人だね」
私の言葉に朝木君がクスッと笑う。
「昔から悠は元気なのが取り柄みたいな感じだったからね」
ちょうどタイミングよくハンバーグが届いて私達は話をしながら完食した。

