女「やめてください!!!」


男「いいじゃねか〜ちょっとぐらい(ニヤニヤ 」


声のする方に行くと店の店員らしき女が刀を持った男に手を掴まれていた。


海「おいやめろ!女の子嫌がってる!」


私は女の前に立ち男を止めようとした。


男「あぁん!?誰だテメェー!ガキは引っ込ん
でろ!」


そう言い男は私に拳を振り上げた。

しかし私はそれをヒラリとかわし鳩尾に一発お見舞いした。すると男は倒れ気絶した。…弱い


海「…ガキじゃない。」


奈「やっぱり強いね〜!」


海「ありがとう。」


女「あ、あの!ありがとうございました!」


女は勢い良く頭を下げた。


海「いやそんな大したことじゃないよ」


奈「…ねぇ海。誰かに見られてない?」ボソ


海「うん。一旦この場を離れよう。」ボソ


すると殺気を放っていた奴ららしき男達がこちらにやって来た。

それにしてもこの殺気只者じゃないな。捕まったらめんどくさそうだな ……………逃げるか


海「奈々、走るぞ!!」


奈「え!?え!?」


私は動揺している奈々の手を引っ張り走った。逃げ切れたかと言う質問に対しての答えは…


No だ


?「ハ-ハ-何で逃げるのかな?何かやましい事でもあるの?(黒笑)」


やましい事はないけどあんたらに捕まるのがめんどくさそうなだけだ。

そう心の中で毒づきながら奈々を見ると息を切らしていなかった。まぁ若干体力バカな所があるからな(苦笑


?「ハ-ハ-聞いてるの?」


少し髪が茶色顔の整った美青年が聞いてきた
つかまだ息切らしてたんかい


?「とりあえず屯所に来て。」


…こいつに逆らうとヤバそうだな。しかないついて行くか…ハァ〜


海「奈々行こっか?」


奈「う、うん」