「結局、君はあの後如月ユイカとどうしたの? 二人でいるところも週刊誌に撮られて。 美咲ちゃんも絶望的なんじゃない?」 「何もないし、奴には言った。 二度と関わるつもりもねぇって」 「でも、世間はそんなこと知らないよ? ……美咲ちゃんも知らないよ?」 僕はしっかり遥希君を見る。 遥希君も相当なイケメンだ。 まぁ、僕には負けるかもしれないけど。 そんなイケメンの遥希だけど、今日はやたらやつれて見える。 こんな顔を仕事でもされたら、TODAYの人気が下がってしまう。