そのキスで、忘れさせて







「変だよ……あたしの身体」




吐息混じりに遥希に言う。




「……わざとやってんのか」




遥希はさらに紅潮する。

そんな余裕のない遥希が可愛い。




だけど……




「シャワーも浴びてない!」



そう言ったあたしに、



「じゃあ、風呂に入るか」



遥希は静かに言った。




お風呂に入る?

そうだよ、お風呂に入って一旦クールダウンしよう。

そう思ったあたしの考えは、見事打ち砕かれることになる。