昨日は疲れていたせいもあって。ぐっすり眠ることができた。
目覚めもよく、私はいつもより早めに家を出た。
うん。今日も快晴。
気持ちがいい。
ただ、1日練習は少し嫌だった。
今日だいぶ早いし1番乗りかなぁ〜と部室に着くと、
あれ?電気ついてる。消し忘れかな?
なんて事を思いながら、ドアノブを回すとドアがガチャっと開いた。
中には智美さんが着替えていた。
『あっ。おはようございます。』
『涼ちゃんおはよー。今日だいぶ早いんじゃない?』
『早く目が覚めちゃって。試合お疲れ様でした』
私は頭をかきながら言った。
『ありがと。選手みんな頑張ってくれたからね。次勝ったら全国だよ!』
智美さんがピースをしてきた。
『昨日応援来てくれてたね。ありがとう。晴人を応援に来てたんでしょ?』
『いやっ、そうと言えばそうですけど、バレてたんですか?』
私は恥ずかしくなって、智美さんから目をそらし、ロッカーの方を向いた。
『いや、だって、ねぇ。最後晴人ねぇ。』
智美さんが私に顔を近づけて言う。
智美さんが何を言いたいかすぐわかった。
『あの後、晴人に聞いたら、テンションあがり過ぎてて、そんな事したの覚えていませんって』
『ふふふ。また次も応援来てね。晴人一層頑張るだろうから。涼ちゃんなら私認める。
智美さんは、笑いながら着替え終わりパタンとドアを閉めた。
智美さんに言われっぱなしの私は1つの切り札を出す事にした。
『と、智美さん。昨日男の人と腕組んで駅前の広場歩いてたでしょ?』
『!?!?』
智美さんはびっくりして、声が出てなかった。
少しの沈黙の後
『見られてたの!?』
私はニヤッと笑い
『相手の人もバッチリ』
私はピースを仕返した。
『もぅ。。。』
智美さんは少し顔が赤くなっていた。
『智美さんの彼氏。片桐先輩だったんですね』
私は昨日遠くだったが片桐先輩が腕を組んでいた女の子は雰囲気で智美さんと確信していた。
私はその時、これまでの色々な気になっていた事が一本の線につながっていた。
智美さんは笑顔で軽く頷いた。
『羨ましいなぁ。美男美女カップルで憧れちゃうな』
私は片桐先輩の彼女が智美さんだったからこそすんなり諦めようと思ったのかもしれない。
『そんな事ないよ。あぁバレちゃったかぁ』
智美さんがおでこに手を当てて言う。
『私も昨日久しぶりのデートだったから、テンションあがり過ぎちゃって腕組んじゃった。舜君は恥ずかしいから嫌がってたけど』
智美さんは照れながら言った。
舜君と言うのは片桐先輩の下の名前だ。
『恥ずかしいから、みんなに言わないでね。』
智美さんはしーっと人差し指を口の前で立てた。
『もちろんです。でも、見た事は片桐先輩には言います』
私は意地悪して言った。
『だめーっ!舜君マジで怒るから』
智美さんがギュッと私に抱きついて来た。
『嘘ですよ!嘘。大丈夫です。言いません』
『約束だよ〜。絶対!』
そう言いながら、智美さんは部室を出て行った。
智美さん幸せそうだなぁ。
羨ましいなぁ。
私はそんな事を考えながら、急いで準備をして部室を出た。
目覚めもよく、私はいつもより早めに家を出た。
うん。今日も快晴。
気持ちがいい。
ただ、1日練習は少し嫌だった。
今日だいぶ早いし1番乗りかなぁ〜と部室に着くと、
あれ?電気ついてる。消し忘れかな?
なんて事を思いながら、ドアノブを回すとドアがガチャっと開いた。
中には智美さんが着替えていた。
『あっ。おはようございます。』
『涼ちゃんおはよー。今日だいぶ早いんじゃない?』
『早く目が覚めちゃって。試合お疲れ様でした』
私は頭をかきながら言った。
『ありがと。選手みんな頑張ってくれたからね。次勝ったら全国だよ!』
智美さんがピースをしてきた。
『昨日応援来てくれてたね。ありがとう。晴人を応援に来てたんでしょ?』
『いやっ、そうと言えばそうですけど、バレてたんですか?』
私は恥ずかしくなって、智美さんから目をそらし、ロッカーの方を向いた。
『いや、だって、ねぇ。最後晴人ねぇ。』
智美さんが私に顔を近づけて言う。
智美さんが何を言いたいかすぐわかった。
『あの後、晴人に聞いたら、テンションあがり過ぎてて、そんな事したの覚えていませんって』
『ふふふ。また次も応援来てね。晴人一層頑張るだろうから。涼ちゃんなら私認める。
智美さんは、笑いながら着替え終わりパタンとドアを閉めた。
智美さんに言われっぱなしの私は1つの切り札を出す事にした。
『と、智美さん。昨日男の人と腕組んで駅前の広場歩いてたでしょ?』
『!?!?』
智美さんはびっくりして、声が出てなかった。
少しの沈黙の後
『見られてたの!?』
私はニヤッと笑い
『相手の人もバッチリ』
私はピースを仕返した。
『もぅ。。。』
智美さんは少し顔が赤くなっていた。
『智美さんの彼氏。片桐先輩だったんですね』
私は昨日遠くだったが片桐先輩が腕を組んでいた女の子は雰囲気で智美さんと確信していた。
私はその時、これまでの色々な気になっていた事が一本の線につながっていた。
智美さんは笑顔で軽く頷いた。
『羨ましいなぁ。美男美女カップルで憧れちゃうな』
私は片桐先輩の彼女が智美さんだったからこそすんなり諦めようと思ったのかもしれない。
『そんな事ないよ。あぁバレちゃったかぁ』
智美さんがおでこに手を当てて言う。
『私も昨日久しぶりのデートだったから、テンションあがり過ぎちゃって腕組んじゃった。舜君は恥ずかしいから嫌がってたけど』
智美さんは照れながら言った。
舜君と言うのは片桐先輩の下の名前だ。
『恥ずかしいから、みんなに言わないでね。』
智美さんはしーっと人差し指を口の前で立てた。
『もちろんです。でも、見た事は片桐先輩には言います』
私は意地悪して言った。
『だめーっ!舜君マジで怒るから』
智美さんがギュッと私に抱きついて来た。
『嘘ですよ!嘘。大丈夫です。言いません』
『約束だよ〜。絶対!』
そう言いながら、智美さんは部室を出て行った。
智美さん幸せそうだなぁ。
羨ましいなぁ。
私はそんな事を考えながら、急いで準備をして部室を出た。