午前0時、魔法が解けるまで。







「俺がいなくても平気だった?」



寂しそうなその響きに、私を抱きしめるその手に自分の手を重ねた。



「私も、薫くんに会えなくて死にそうでした」



彼の言葉を借りてそう言うと、背後で薫くんが小さく笑ったのがわかった。



「俺、明日一日オフなんだ」


「あ、それじゃあやっとゆっくり休めますね」