午前0時、魔法が解けるまで。







男の人――黒川さんは、感情のない目で私を見下ろしている。



「砂川薫はアイドルで、うちの最も大事にしているタレントです。彼の活動の妨げになるようでしたら今後の接触をお断りさせていただいと思っているのですが」



暗に、それは砂川さんに二度と近づくな、近づかせるなといったことだった。