精一杯の、好き。



「深実ちゃん!はいこれ、ジャージ。」


菜那ちゃんは、私のジャージをキレイに畳んだ状態で渡してくれた。


「菜那ちゃんもごめんねぇ。わざわざ畳んでくれてありがとう!」


「お安いご用だよ~~!」


「ちょっと深実ちゃーん。私を忘れてないー?

 体操袋と新しい合奏曲の楽譜持ったんだよー!」


急に後ろから抱きつかれてびっくりした。


「ゆーちゃん!びっくりしたぁ!

 ごめん。そーだったね。ありがとう!」


「ううん!もう毎朝のことだから慣れたよ!」


「そんな毎朝のことじゃないよ!今日はたまたま…!」