精一杯の、好き。



「あっ、はい…!気をつけてくださいね!」


佐々原くんはそう言いながら、階段をさらに上っていった。


そして私は走る走る。


もぅ、何で8組ってこんなに遠いの~~?


そして。


♪キーンコーンカーンコーン♪


チャイムと同時に教室に到着した。


「セーフ!」


慌てて席に着く。


「ふーちゃん!間に合ってよかった~!何やってたの?」


「えへへ、ちょっと水筒落としちゃって…。」