それから私たちは3人で話しながら登校した。
高校の最寄り駅から高校までは、3分くらいで着いてしまう。
本当にあっという間。
「じゃあね、翼くん、佐々原くん。朝練頑張ってね!」
「おぅ!深実も頑張れよ!また後でな!」
「三咲先輩も朝練頑張ってください。」
私は昇降口の方へ、二人は運動場の方へ別々に歩き出す。
もう佐々原くんと話せないのかぁ…。
佐々原くんとは学年が違うし、校舎の階も違うから、会うことはほとんどない。
それに部活でも終わる時間がかぶることはめったにないから
私が佐々原くんと話せるのは、この朝の時間だけなのだ。
ちなみに翼くんとは、同じクラスだよ。

