精一杯の、好き。



「でも、先輩。ほんとに気をつけてくださいね。

 俺もマジで心臓止まるかと思いました。

 ほんと、危なっかしいんですから先輩は。」


「佐々原くんも、心配かけてごめんね。ありがとう。

 さっ、朝練遅刻しちゃう!行こう?」


私は明るく言って歩き出す。


……翼くん、まだあの事気にしてる……。


もう、気にしなくていいのに。


翼くんを心配性にしてしまったのは、紛れもなく私のせい。


ごめんね、翼くん。もう私は大丈夫だよ。