あ、…足が重い。 図書館は私の教室とは別の館で遠いのに、もうすぐ着いてしまう。 ガラーー 「!!!!!」 図書館のドアが急に開いた。 「あ…」 「あ、先生、来ました」 皐月くんが私を見るなり、図書館の中の人に私が来たと伝えた。 皐月くんはまた中に入って行った。 私も少し慌てて、靴を脱いで、中に入った。