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八神くんとデザートバイキングを堪能した後は、まあ普通に映画見たり、本買ったり。
本当は服も見たかったけど、主にパンツが欲しいあたしはウエストばれるのが怖くてやめた。
「八神くん、今日は、まぁ…楽しかったよ。ありがと」
帰り道、隣を歩く彼に一応、お礼を言う。
意外に楽しかったし。的確にあたしの好きな感じついてくるのはちょっと驚きだったけど。
「そうですか?それなら、よかったです。」
彼はやんわりと笑って、また前を向いた。
………送ってくれる、らしいんだけど、そもそもあたしと彼の家は近いの?
そういえば、八神くんはあたしのこと知ってるのに、あたしは八神くんのこと、なにも知らない。
甘いもの苦手なのも、今日初めて知ったくらいだし。
「…八神くん」
「はい?」
「八神くんって、秘密主義?」
「……はい?」
だって、そうじゃない?
「八神くんって、あたしのことなんでも知ってるのに、あたしには自分のこと教えてくれないじゃん」
「だって聞かれてませんし」
「……………」
いや、まぁね?そうだけど。
聞かれてないから教えないってそんな、言われたことだけやるみたいなロボット的発言されても。



