「そういや聞こうと思ってたんですけど」
「なに?」
「先輩って新堂先輩のこと好きじゃないですか。」
「っ…!!?はいっ?!」
そういうのをしれっと言わないでほしい。
危うく苺が喉に詰まるところだった。
毎回思うけど、なんでこいつはこんなにあたしのこと知ってるわけ?!
「…まぁ、新堂くんのことは好きだよ。嫌いなら一緒に図書委員なんて出来ないし」
できるだけ平静を装って言う。こんな奴に知られたら、どうなるかわかったもんじゃない。
そう、思ったんだけど。
「先輩、それで隠してるつもりなんですか??バレてないと思ってるんなら、それは結構バカですよ」
バカって。先輩に向かって言う?普通。
それに、『それで隠してるつもり』って、あたしはそんなにわかりやすいんだろうか。
「やっぱり好きなんじゃないですか」
「…っ」
か、カマかけられた………。
「好きなら、なに」
「え?そのキッカケでも聞きたいなぁ〜って」



