いつかその夢にて永遠を。 〜最初で最後の永久の愛をあなたへ~

「次は…………」

あ。
次で降りなきゃ。

私ってば、最近疲れてんのかしら………

回想だなんて、最近全然していないのに。

「すいませんっ!すいませんっ!ここで降りまーす。」

え?
ここのあたりの学校といったら、私んとこくらいよ?

あるひとりの女の子が、乗客を押しのけて出ようとしている。

あ。
私と同じ制服だ。