先輩とのひとときは、思い出してまたワクワクしてしまうくらい、夢みたいな時間だった。 人見知りというわけじゃない。 会話が得意とは言い切れないが、苦手では……ないと思う。多分。 周りがわたしに興味がないように、わたしも周りに関心がないだけ。 そんなわたしが、初めて気になり始めた人。 それが、水上桃惟……。 どうしよう。 昨日、会ったばかりなのに。 もう、こんなにも会いたくなっている――。