水色のドレスにエプロン。 これを見ればまぁ、アリスを連想しなくはないが……それだけじゃ、わたしがアリス役だという確証なんてもてないのに。 「いいからはやく、追いかけろっつーの」 柳くんが、隣でつぶやいた ありがとう……、みんな。 「本番、絶対成功させようね!」 そういうわたしに、笑顔を向けてくれる ユカリ、サナ、アキナ、そして……柳くん。 わたしは、走った。 走って、先輩の背中を追いかけた。