* 自分の胸が小さいことに気づいたのは、6年生の頃だった。 明らかに、クラスの子の胸が……膨らんでいた。 お母さんみたいに大きな子もいれば、大きくないものの〝女の子〟と一目見ればわかるくらいには誰しもが膨らんでいたのだ。 当時は「わたしの胸も、いつかそのうち膨らむ……」なんて考えていた。 希望はあった。 ところが、どっこい。 高校1年生になった今も、スポーツブラで間に合うほど小振りな胸。 カップにして……無理やりA。 つまり、AA。