「成宮!」
「成宮くん」
「「明日暇?」」
二人に誘われて、やって来たのは、ショッピングモールだった。
「なんか、欲しいもんでもあんの?」
「何言ってんだよ、それ、こっちのセリフ」
「え?」
「「誕生日おめでとう!!」」
「あ!」
忘れてた。
「お前なー」
「それで、なんか欲しいものない?」
「俺たちでプレゼント考えて考えて……でも、結局聞いた方がいいってことになった。」
「遠慮せず」
「…って言われてもなぁ。んー…」
「え、待って、これでいいの?」
「あぁ」
みんなとお揃いのストラップ。
「女子になった気分。」
「大切にもっといてくれなー。」
俺が言うと、2人は笑った。
俺は、自分の誕生日も覚えてなかったんだな。ひとりで過ごすより、ずっとずっと楽しかった。
俺は、買ったストラップを、携帯に付けた。
「成宮くん」
「「明日暇?」」
二人に誘われて、やって来たのは、ショッピングモールだった。
「なんか、欲しいもんでもあんの?」
「何言ってんだよ、それ、こっちのセリフ」
「え?」
「「誕生日おめでとう!!」」
「あ!」
忘れてた。
「お前なー」
「それで、なんか欲しいものない?」
「俺たちでプレゼント考えて考えて……でも、結局聞いた方がいいってことになった。」
「遠慮せず」
「…って言われてもなぁ。んー…」
「え、待って、これでいいの?」
「あぁ」
みんなとお揃いのストラップ。
「女子になった気分。」
「大切にもっといてくれなー。」
俺が言うと、2人は笑った。
俺は、自分の誕生日も覚えてなかったんだな。ひとりで過ごすより、ずっとずっと楽しかった。
俺は、買ったストラップを、携帯に付けた。