コツコツコツコツッ。


「通賢先生!!!いますか!」
私は勇気を振り絞って通賢先生を呼んだ。
もう、助けてくれるのは先生だけかも。



「なんだ」


「はぁーはぁー…助けてください!私を助けてください!」


「お前誰?」


「大宮麗飛といいます!高校二年生です…!」


「高校生のお前が俺に何の用だ」


「助けて欲しいんです。脱落ゲームから」


「脱落ゲーム…おまえそれをどこで知った」


「て、手紙です。家に1億円と手紙がきたんです。」


「とりあえず話だけ聞く。来い」


「はいっ!ありがとうございます!」


先生に聞いたように通賢先生はとても頭が良さそう。
そして、スラッとしてて世にいうイケメンと言うやつだ。