「僕も、今自分が読めたことにビックリしてるよ」
久保川くんの表情は本当に驚きに満ちたものだった。
なんでわかったんだろう…と自問自答しているのを見ていると、ちょっと面白くて笑ってしまった。
「でも、この机の持ち主は…なずなちゃんと仲が良かったのかな?」
海晴くんは、薺の字を指でなぞりながら考え込んでいる。
仲が良かった?
それなのにちっとも思い出せないなんてこと、あるのかな…
私たちに何が起こっているんだろう。
「思い出せない、としたらそれはいい思い出じゃないから…とか、そういうことじゃないよね?」
わからないから、不安に変わる。
「うん…」
久保川くんもどっちととつかないような返事をしたまま黙ってしまった。
久保川くんの表情は本当に驚きに満ちたものだった。
なんでわかったんだろう…と自問自答しているのを見ていると、ちょっと面白くて笑ってしまった。
「でも、この机の持ち主は…なずなちゃんと仲が良かったのかな?」
海晴くんは、薺の字を指でなぞりながら考え込んでいる。
仲が良かった?
それなのにちっとも思い出せないなんてこと、あるのかな…
私たちに何が起こっているんだろう。
「思い出せない、としたらそれはいい思い出じゃないから…とか、そういうことじゃないよね?」
わからないから、不安に変わる。
「うん…」
久保川くんもどっちととつかないような返事をしたまま黙ってしまった。


